2つの連邦政府と感染拡大 (米国大統領選挙2020)

今日の米国の新規感染者数は13万人を超え、また最多記録を更新してしまった。また、入院者数も米国エピデミック以来最多記録が出たということだ。入院患者の増加は必ず死者の増加につながる。米国は2,3週間後には悲壮なニュースを聞かなくてはいけなくなるだろう。いや、このまま拡大の勢いが衰えなければ、医療機関が逼迫する地域によって、もっと早い段階で死者数が急増する恐れもある。

だが、このような危機的状況においても、トランプ政権からウィルス関係の会見はなく、連邦政府は米国エピデミックをほったからしにしたままだ。トランプ大統領は、選挙での敗北が未だに受け入れられず、裁判に持ち込むための対応にかかりっきりらしい。もともと、1人でも多くの米国人を救うよりも、経済の回復に主眼を置き、感染は自然と運命にまかせるという前時代的な対応をしてきた政権なので、現状に驚いている米国人はもはやいないと思われる。むしろ、バイデン新政権がどのように対応してくるかのほうが注目を浴びそうだ。

ちなみに、トランプ大統領は未だに選挙の敗北宣言をしていないので、新政権は現政権を無視する形でバイデン氏の地元のデラウェアで新政権発足の用意を始めた。現政権が、敗北宣言をしなくても、いずれは政権の移行をせざるえないときがやってくると考えているからだ。ロイターのアンケートによれば、80%の米国人が共和党の支持者の半分も含めて現政権は選挙で敗北した考えているそうだ。にもかかわらず、現政権のポンペオ国務長官は「第二期トランプ政権へにスムースに移行する準備ができている」という仰天発言をしたのは世間を揺るがした。今や米国は、連邦政府が2つあるような錯覚を覚える現状である。

揺れる米国は、米国エピデミック開始以来、最も暗い数週間を迎えようとしている。暗い冬が終わるまで家の中に閉じこもって冬眠中のクマのように暮らしていようかなと思う。

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