Google Map から知るパンデミック禍トレンド

今日公開されたGoogleのブログがなかなか面白い。Google Map や検索データか分かる米国の人々の行動のトレンドの話だ。

なにしろ今年の3月、米国エピデミックが劇的に広がり続け、一度もまともに収まっていないこの8ヶ月の間、米国人の行動のトレンドはは明確に変化した。オフィスや学校やイベントに出かけないことはもちろんだが、もっと細かく毎日の生活に関係するところが変化した。

今や食料品の買い物に行くときは、なにかしらで並ぶことは必須だ。食事は外食が減り、持ち帰りや配達が増えた。どうせ並ぶなら最短時間並びたい。また、持ち帰りや配達用のレストランを調べる人たちのトレンドも興味深い。また、相対的に自宅過ごす時間が増えた今、人々はどうやって暮らしているいるのだろう。

というわけでシリコンバレーの顔の1つである Google が、彼らのデータを使って、パンデミックのストレスを少しばかり減らすための知恵と知識を共有してくれた。

まず、注目の食料品の買い物だが、食料品店が最も混むのは土曜日のお昼から午後3時までの間だそうだ。そして、最も空いているのは、月曜日の朝8時、重要なのでメモしておこう。

次に、薬局。薬を買いに行く時に混んでるのはまさしく地獄なので、これも重要情報だ。最も混むのは金曜日の午後3時最も空いているのは月曜日の午前9時だ。

そうつまり、食料品の買い物も薬局の買い物も、月曜日の朝がお勧めだ。

さて、コーヒーショップとレストランはどうだろう。今、多くの州で室内営業が禁止または規制されているので、基本的に外で食べたり飲んだりしている人が多いと思うが、こちらがそのデータ。

コーヒーショップが一番混むのは土曜日の朝10時。週末の朝の一杯は避けたほうが良さそうだ。そして、一番空いているのは火曜日の午後4時だ。一方、レストランは一番混んでいるのは、金曜日の6時。オフィスに出勤してなくても金曜日の夜はやっぱり混むんだな。そして、一番空いているのは火曜日の午後3時だった。

そうつまり、レストランでお食事をしたりコーヒーショップで一服するのは、火曜日の午後から夕方にかけてがストレスも少なく安心してすごせそうだ。

子供を遊ばせるために公園に出かけようとしている親御さんたちも、公園がコミコミだとパンデミックの最中、安心して子供を遊ばせられない。公園が一番混んでいるのは土曜日の4時だった。一番空いているのは水曜の朝7時だ。うーんちょっと公園で遊ぶには今の季節は辛いかな。

次に、どんな食べ物が最近流行りなのかも書いてあったので載せてしまおう。検索で人気の料理は、メキシコ料理、中華料理、BBQだった。確かに持ち帰りにも配達にも向いているラインナップだ。更に細かくて面白いデータは次の通り。

シアトルとデンバーでは「ラーメン」よりも「フォー」のほうが、2倍多く検索されているということで、シアトルとデンバーの人はフォーのファンが多いらしい。また、ポートランドとニューヨークでは、今、「タイ料理」がトレンドだ。去年の同じ時期の倍以上検索されているらしい。

また、今やレストランは予約なしでは入れないので「予約」いう言葉は去年の2倍以上検索されているし、持ち帰りを意味する「テイクアウト」という言葉は、パンデミックの初期に比べるとなんと3倍も検索されているという。確かに私も検索するな。

最後に、とにかくレジャーが限られているパンデミック禍の米国、人々はどうやって余暇を過ごしているのか。

今や誰もが知っているように、アウトドアはインドアよりも感染リスクが低いということで、アウトドアで時間を過ごせる場所の検索が増えている。自然に溢れた国立公園、広々としたビーチはわかるのだけれど、なぜか、現在、米国では有名な様々な滝も今迄にない勢いでトレンドにのっているそうだ。

そして、アウトドアが好きじゃない人はなにをしているかというと、どこにもいかずに長い時間をすごしている家を改善中だ。ホームセンターやガーデンセンターの検索頻度は、史上最も高くなっているらしい。

というわけで、これからは食料品の買い物は月曜日にしようと心に決めたのだった。

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参照: https://blog.google/products/maps/2020holiday-trends-google-maps/

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