決着 (米国大統領選挙2020)

4日以上にのぼる長い長い開票の結果、バイデン氏の勝利が確定した。投票翌日の水曜の深夜ぐらいからその流れは明らかだったが、あまりの接戦だったため、確定されるまでにさらに2日以上かかった感がある。ちなみに、未だに開票は進んでいる。当選が確定しても最後の一票までかぞえなくてならない。歴史的な投票率、投票数を実現した有権者の票は、最後の一票までかぞえられなくてはならない。

ウィルスのニュースを追ってきた視点でみれば、新規感染者12万人という制御不能になっているエピデミックを食い止めるためには、この選挙結果が必要だったと思っていたのでほっとした様々なデータにサポートされた科学的アドバイスを無視して、ウィルス感染を野放しにする現政権はあまりにも危険だった。

今日の勝利宣言スピーチで、バイデン氏はいくつかの印象的な言葉を残したが、そのスピーチの中で、彼は政権を交代したら直ちにウィルスを制御下に置くための方策を開始するとした。やっと、感染防止と向き合った政策が連邦政府から発令されると思うと待ち遠しい。

しかし、2日前にも触れたことだけれど、その交代の日は1月20日なのだ。彼は1月20日の初日からウィルスに対しての様々な対策を始めると宣言した。もちろんそれは期待に満ちた言葉だが、問題はそれまでに、まだ10週間以上あるという事実だ。

1日12万人の新規感染者が出ているけれど、たぶん現政権から対策は出されないだろう。なにも対策がとられなければ、新規感染者がますます増える。そして、感染者数を追って入院患者数が増えていくと考えられる。そして、一番最後に死者数が増えていくのだ。もしかしたら10週間の間に、この最悪のサイクルは終わってしまうかもしれない。もちろん、多大な命の犠牲を払った後にである。

また、新規感染者の増大によって、米国中西部の医療崩壊が心配されている。医者や看護師や医療機器が足りなくなり、死ぬ必要のないはずの死者が一気に増大する可能性もある。

どうにかならないのだろうか。

コロナウィルスの研究は進み、ある程度の予想ができるようになったのに、それを否定して対策をとらないのは、あまりにももったいない。選挙という民主主義の法則により、より多くの人が必要と感じているコロナ対策が表明されたというのに、選ばれた新大統領には、未だコロナ対策を始める権限がない。

沢山の人が感染し、入院し、亡くなっていくのを、できることがあるはずなのに、ただ眺めているしかないのだ。

もちろん、新政権は1月20日までに、科学者や専門家と十分に話し合って対策を構築していくだろう。しかし、それを試行できるのは1月20日以降になる。そして、試行された後、その効果が現れ始めるのは約2週間後だというのは、今や素人にも予想できるウィルスの動きだ。つまり、米国において、2月の初めまで、ウィルスは猛威を振り続けるのは、今の時点ではほぼ決定事項ということだ。

米国は、どうしても苦痛に満ちたホリデーシーズンを迎えるしか道はないらしい。もしか現大統領が突然思い立って、感染している場所で必要とされる規制を強めれば、穏やかなホリデーシーズンを迎える可能性は残されているのだが、それはたぶんありえないシナリオだろう。

せめて、今、感染が拡大していない地域はこのまま規制を守ってがんばろうと思う。

ここ、シリコンバレーもそういう地域の1つだ。

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