プラネットアースII

2006年にプラネットアースを見たときは衝撃だった。映像の美しさに加え、いったいこれどうやって撮ってるんだというシーンの連続で、私達が知っている世界は地球のほんの一部でしかないことを、絶対的な視覚で思い知らされた。また、これらの映像を生み出す仕事をしている人たちの想像を絶するような毎日に思いを馳せたものだ。

あれから10年、2016年にプラネットアースが帰ってきた。より最新の技術でパワーアップされて。

この10年の間で最も進化した技術の一つがドローン撮影だ。ドローン撮影により、これまでよりもさらに難しいシチュエーションの撮影が可能になった。秘境中の秘境、ヘリコプターでは撮影ができないような危険な場所での空撮、動物たちに可能な限り近づいた映像の数々は、コンピュータグラフィックのド派手な映画を見慣れている現代人を「本物の凄さ」に導いてくれる。

前編 4K で撮影されたスーパハイビジョン映像は美しすぎて、コンピュータグラフィックスと見間違えるほどパーフェクトな精密度だ。あまりに精密すぎて、被写体によっては気持ち悪くてぞっと鳥肌がたつレベルだ。

まだ、3話までしかみていないのだけれど、なかでもジャガーの映像は忘れられない。うっとりするほど美しい生物であると同じに身が縮むような恐ろしさだった。目を閉じたら思い出せるほどの印象的な映像に出会ったのは何年ぶりだろう。

DVDもブルーレイもでているが、ストリーミングでも楽しむことができる。ちなみに私が見ているのは、Amazon Prime Videoの英語版だ。David Attenborough の味のある語りが聴覚に優しい。自然ドキュメンタリーを愛する人には見逃せない作品になっているので、自粛で家で過ごしている大人も子供も一緒に楽しんでほしい。

プラネットアースII
誰も見たことのない地球の素顔を極上の映像で描いた大型自然ドキュメンタリー「プラネットアース」(2006年放送)。大きな反響を呼んだ前シリーズの「天空からの目線」に加えドローンや超小型防震雲台を駆使し、「生き物の目線」で大自然の奥深くへ誘って行く。生き物たちはどのように生き抜いているのか?自然の力が、どのように多様な生き...

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